最近、性別や年齢に関係なく、頭皮に悩みをかかえる人が増えています。ところが、顔の肌のケアは習慣化しているのに、頭皮のケアはまだあまり浸透していません。フケやかゆみ、赤みやにおい、抜け毛や薄毛、頭皮の乾燥やニキビ、さらにはべたつきといった症状に悩みながらも、どう対処していいのかわからない人が少なくないのです。頭皮は、正しいケアすれば、健康的な状態を取り戻せるだけでなく、将来の白髪や顔のしわの予防にもなります。若いうちから、正しい頭皮ケアの知識を身に付けたいものですね。

一般に、頭皮が分泌する皮脂は毛穴にたまりやすく、それが乾燥するとフケになります。脂質は多すぎるとフケになりますが、少なすぎると頭皮の乾燥を招きます。頭皮の乾燥を防ぎ保湿する働きがあるので、皮脂は落としすぎてもいけないし、適量を保つ必要があるのです。たとえ毎日シャンプーを欠かさなくても、すすぎ方が足りなくてシャンプー成分が毛穴に残ったままだったり、頭皮をこすりすぎて皮脂が足りなくなっていたりすると、かゆみやフケ、乾燥、さらには脂漏性皮膚炎、抜け毛や薄毛の原因になります。

頭皮も皮膚の一部ですから、頭皮を正常に整え健康な状態に戻すには、生活リズムや食生活を規則正しくすることが第一です。頭皮や髪を清潔にたもちながら保湿してくれる頭皮用のクレンジング剤やシャンプーを使ったり、頭皮の血行をよくして頭皮を柔軟にする頭皮のマッサージやツボ押しをしたりすると、より効果的です。最近、スカルプケア(頭皮ケア)シャンプーを目にするようになりましたが、スカルプケアシャンプーは毛根の働きを促すことで頭皮をケアするシャンプーです。毛根にこびりついた皮脂を取りのぞき、頭皮を洗浄することで、ねこ毛や薄毛、切れ毛、抜け毛、白髪などの改善に効果が期待できます。

頭皮ケアはすぐに効果が出る性質のものではありませんが、規則正しい生活やシャンプー、マッサージを続けることで、頭皮と髪の健康をたもつことができます。自分に合ったケア方法を見つけ、頭皮ケアを習慣にしましょう。